どーも イチです。
なかなか収束の兆しが見えないコロナですが、緩やかながら感染者が減少してたり、コロナは紫外線や熱に弱いという報告もあり、わずかな希望を抱きながら、直近のゴールデンウィークに沖縄行きの便で数万人の予約が確認されているとの報道に不安が募る今日この頃です。
現在、自粛中の当ジムでありますが、現在はホームページの改装やオンラインパーソナルのシステム構築、ジムの改装などを中心に行っています。
しばらく、慌ただしくて更新が滞っていたブログや動画もこの機会にどんどん配信していきますのでお楽しみに。
さて、本日は以前からずっと書きたかったテーマについて。
私自身がパーソナルトレーナとしてパーソナルジムを運営する者としての大きな役目の一つとして
【正しい情報をお伝えして一人でも多くのフィットネスリテラシーを向上させること】
があります。
これまで色んなところで発信してきたこの【フィットネスリテラシーの向上】
くどくても言い続けます。
それほど日本ひいては沖縄のフィットネスリテラシーは低いです。
低すぎる。
だからこんなものが蔓延り無駄なお金を浪費する人が減らない。
https://www.asahi.com/articles/ASN305G4TN30UTIL00C.html
私は冗談半分でずっと言い続けてきました。
「私の役目は一人でも多くのフィットネスリテラシーを向上させる事です。」
「少なくとも電流の流れるベルトをつけただけで痩せると思う人が沖縄の人口の3%以下になればいいなぁ」
と。
ようやく消費者庁が措置命令を出してくれたおかげで多くの方が気づくことになりましたが、当然ながら、根本的な解決には至っていません。
また新しく、楽して、手間いらずで痩せる、筋肉がつくなどという商品が発売されれば、多くの方はそこに目奪われる事でしょう。
フィットネスリテラシーが低いとはそういう事なのです。
こんなものもありましたね。
https://www.wellness-news.co.jp/wng_news/2020/03/20191026091059-1159.html
HMBです。
プロテインの何十倍の効果などとうたって、有名人もたくさん宣伝していましたね。HMBが全く無駄なサプリとは言いませんが、これが誇大広告だという事はそれなりの身体を作り上げてきた方ならわかっていたはずなんですが。
なんで受けたんだろ。
https://www.asahi.com/articles/ASM3Q5QCMM3QUTIL048.html
こんなんもありましたね。加圧シャツ。
着るだけで筋肉がつくとか痩せるとか
んなわけないから~♪
ドラ〇もんじゃあるまいし。
アナタもこういうセリフを言ったことがありませんか?とにかくよく聞くフレーズです。
①女性「私、筋肉モリモリにはなりたくないんです~」
②男性「俺マッチョにはなりたくないんだよね~」
①の女性はまだ微笑ましいです。
女性はホルモンの関係からそんな簡単に筋肉はつかないんですよ。
引き締まって女性らしい丸みを帯びた身体を作るトレーニングをするのでどうかご心配なさらず
と優しく諭しますが。
②のセリフを口にした事がある貴方!
もう言うのはやめましょうね。
これぞ無知の極みです。
100人また1000人に一人くらいの割合で存在する才能に溢れた人間が言うならわかります(それはそれで鼻につきますがw)
フツーの人がそれを口にするのは
言い換えると、草野球の兄ちゃんが
「俺、プロ野球選手にはなりたくないんだよねー」
と言っているのと同じです。
痛いです。
少し筋トレしたらマッチョになれる。筋肉がつくと思ってるんですよ。
ノンノンノン
そういう事をいっているうちは上記のようなものを繰り返し掴まされて貴重な時間と労力とお金を失っちゃいますよ。
最近、こういうケースがありました。
4ヶ月で20kg近いダイエットに成功し、運動能力も遥かに向上した。
しかし、トレーニングに飽きを感じ、最近はトレーニングが憂鬱でツライものでしかない。
確実に劇的な成果に繋がっている事に対して飽きがくる。
本人は飽きっぽい自分の性格のせいだと言っていましたが、私の見立てではそうではありません。
原因は
「フィットネスリテラシーの低さ」
です。
私自身、トレーニングをする目的。
それはトレーニングで得られるメリットを知っているから。又は私の欲しい物はその手段でしかたどり着けないと確信しているからです。
純粋に筋トレが楽しくてしょうがないというよりは、その先にあるメリットを求めて行っているという方が正しいです。大半の人もそうだと思います。
だから飽きるとか、そういう感覚はまずないです。それでしか解決できないんですから。
今日は眠りすぎて飽きたから、明日は眠らないでおこうなんて人はいませんよね。(中にはいるかw)
頭や身体の疲れをとるには睡眠、休息しか方法はありません。
それと同じです。
まぁ、種目に飽きを感じる事はありますが、その時は種目を変えればいいし、トレーニング方法に変化をつけてみてもいい。
要はそのトレーニングの必要性を理解して自発的、主体的に取り組めるかどうかが長続きひいてはリバウンドを防ぐ唯一の方法です。
それは結局、知る事つまり「フィットネスリテラシーの向上」無くしてはあり得ないわけです。
ジムに来た以上やらなければならないという強制力を頼りにいつまでもただ受け身で行うという事を続けているだけではどこか飽きがきますし、苦しくなりますし、その強制力が無くなった時、自発的に行う事はないでしょう。
私自身、4ヶ月間それはお伝えしていたつもりではありましたが、まだまだ足りていなかったと猛省しました。
そこで最近の彼女とのセッションでははそういう講義の方が多くを占めるようになっています。
私の元を卒業したからには絶対リバウンドはさせない。フィットネスリテラシーをしっかり向上させて卒業してもらいます。
本当に食事を毎日毎日頑張って、トレーニングも決めた日を1日たりとも休まず来てくれて、それが素晴らしい結果に繋がったのです。
その頑張りを絶対にムダにさせません!
これからの人生でもっともっと進化して輝いてもらえるよう導いていく。
たった4ヶ月でこれだけ劇的に変われたんだから、これから先は途方もない可能性があるのです。
それを伝えて実現してもらう事が私のトレーナーとしての役目です。