沖縄県那覇市のパーソナルジム イチ代表のIchi(イチ)です。
ボディメイクコンテスト(フィジーク・ボディビル)の直前に行う「カーボアップ(カーボローディング)」。
枯渇した筋肉に大量の糖質を送り込んで筋グリコーゲンを満たし、筋肉を極限までパンプアップさせる最終調整ですが、実は「食材選びを一つ誤るだけで、お腹が張って浮腫み、ステージ上で大失敗する」という大きな落とし穴が存在します。
今回は、私が2024年のプロクオリファイ挑戦時に行っていた最終調整の記録と、「なぜ食物繊維の多い食材が失敗の原因だったのか」「2026年最新の正解アプローチ」を包み隠さず公開します!
2024年プロクオリファイ挑戦時の最終調整プロトコル
IFBBプロカードが発行される国内最高峰の舞台「VEATM PRESENTS MASTERS PRO QUALIFIER JAPAN 2024」直前、私が行っていた調整法は以下の通りでした。
① 塩分調整(ディプリート〜ウォータードロップ)
大会5日前から塩分を通常の半分以下にカット。体内のナトリウム濃度を一時的に下げることで細胞外の水分を排出し、本番直前に適量の塩分を入れてパンプ感を高める戦略です。
② 糖質中心のカーボアップ(当時の選択)
タンパク質と脂質を最小限に抑え、余ったカロリーをすべて糖質にシフト。当時は「栗きんとん」「ポン菓子」「ライスケーキ」「食パン+ハチミツ」などを大量に摂取していました。

③ 水分調整
前日に摂取水分量を1リットル程度まで制限し、皮下水分を極限まで飛ばす過酷な水抜きを行いました。
【失敗から学んだ真実】カーボアップに「食物繊維」は絶対NG!
当時、栗きんとんや芋類を選んだ理由は「豊富に含まれるカリウムで利尿作用を促せる」という考えからでした。
しかし、これこそが「カーボアップにおける最大の誤り」だったと気づきました。
【食物繊維がカーボアップを台無しにする理由】
- 消化不良と腸内ガスの発生: 減量末期で消化機能が落ちている胃腸に大量の不溶性・水溶性食物繊維を入れると、腸内で発酵してガスが溜まり、ウエスト(腹部)が大きく膨らんでしまう。
- 水分を腸内に保持してしまう: 食物繊維が水分を吸着して腸内に留まるため、狙った筋肉ではなく消化器官周りに水が溜まり、腹筋のカットがぼやける。
- 筋グリコーゲン充填の遅延: 消化吸収スピードが遅くなり、本番当日のステージに合わせたピークを外してしまう。
2026年最新の正解:低繊維な「白米・餅・和菓子」で張らせる!
この反省を活かし、現在のカーボアップは「食物繊維・脂質を極限まで排除した純粋な単糖類・多糖類」に統一しています。
【最新のカーボアップ推奨食材】
- 白米(クリーンな主食): 消化が早く、胃腸への負担が極めて少ない王道カーボ。
- 切り餅: 少量で高密度な糖質を補給でき、余計な食物繊維を含まない。
- 大福・どら焼き(脂質ゼロのもの): 餡子(小豆)の糖分でインスリンを素早く刺激し、本番前のパンプアップを強力に促進。
食材をシンプルにすることで、お腹の張りを完全にゼロに抑えながら、筋肉だけをパンパンに張らせる最高のコンディションを作ることができます。
当時の仕上がり写真と今後の進化
当時の試行錯誤を経てステージに立った際の仕上がり写真がこちらです。











ボディメイクや減量には常に反省と発見があります。失敗を恐れず自らの身体で試し、改善し続けることこそがトレーナーとしての最大の財産です。
まとめ:実践と検証の積み重ねが本物の指導力をつくる
教科書通りの知識だけでは、実際の身体の微妙な変化に対応できません。
自分自身が身をもって経験した成功と失敗があるからこそ、お客様一人ひとりの体質や消化能力に合わせた本当に効果的な食事・トレーニング指導を提供できると確信しています。
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