不安定な環境を食事の徹底安定でカバー!!
今回は2025年4月いっぱいで卒業なさったMさんのご紹介です。
Mさんは3ヶ月の短期集中ダイエットという事で20kg減を目標に設定し、トレーニング、食事に励んできました。
結果は見事、達成!!
結果だけ見ればただただ見事なのですが、彼の置かれている環境でこれを成し遂げられた事がさらにすごみを増します。
【ダイエット決意のきっかけとパーソナルトレーニングを選んだ理由】
元々、ボクシング、柔道、空手など様々な格闘技のバックボーンをもつMさん。格闘技をやっていた若い頃は肥満とは皆無でしたが、飲食店に勤め始めてからは、不規則な生活、多忙のストレスから暴飲暴食を繰り返すようになり、当時より20kg以上も太ってしまいました。ボクシングで格闘技の減量は経験しているものの、ボディメイクでのダイエットは未経験。この両者は同じ減量でも全く性質が異なるものという事は肌感覚でわかる。しかし、ボディメイクダイエットや筋トレに関しては全く知識ゼロなので専門のパーソナルトレーニングジムに通う決意をします。そして、住まいと同じ那覇市のパーソナルトレーニングジムがたまたま不定期でモニターを募集していた事を知り、3ヶ月の短期集中モニターに応募したのです。
【Mさんの生活、仕事環境】
Mさんは那覇市内にある某飲食店の責任者。繁盛店で常にフル回転のなか、バイトが休んだ場合はその分を自身で穴埋めしなければなりません。
休みはほぼなく、取れても週に一回。残業、休日出勤、イレギュラーの営業時間外対応は日常茶飯事で家に帰ってからは回復の為とにかく寝まくるという生活でした。そういう生活ですから、朝は睡眠にあて朝食を摂る事は休みの日以外は皆無でした。ダイエットにおいて朝食の重要性はいわずもがなです。ダイエットは朝ごはんが重要!
しかし、この状況で良質な睡眠を削ってまで『朝食を摂ってください』というのはあまりに型にはまったアプローチで柔軟性が無いと思うのです。
そこで双方、協議の上、基本は二食でとにかく家では疲労回復に努めようという事で方針がまとまりました。
普段の食事はこんな感じです。
いかがでしょうか。この素晴らしい安定ぶり!この食事の内容をほとんど変えず、3ヶ月走り切ったのです。勿論、体調は常に確認していましたが順調そのもの、途中1回だけ寝冷えで風邪を引きましたが、その時は口にできるものを自由に食べてもらっていました。
基本メニューは
- ごはん120~150g (120gはスパートの2週間のみ。それまでは150g)
- 魚・鶏胸、ささみ
- 豆腐
- トマト
- 千切りキャベツ・野菜ミックス
明らかに野菜や海藻類が不足気味なんですが、わりと偏食気味という事もあったので無理に食べてもらう事はストレスを考慮した上で控えました。食事に関しては彼は料理人だったので内容を変えないような微妙な味付けの工夫などは凝らしていました。
しかしやはりなんといっても食事の安定。彼の成功はこの一点に尽きます。
【トレーニング風景】
スクワット。ポテンシャルを考えるとまだまだ伸びしろがあります。現在の潜在能力でも取り扱える重量はこんなものではありません。柔軟性と体幹に少し弱さがあるので、もう少し全体をストレッチ含めて鍛えていく必要がありますね。
アブローラー 苦手種目でしたね😅 まだまだではありますが、最初全くできなかったことを思い返すと、素晴らしい進歩です。
ブルガリアンスクワット こちらはどちらかというと得意種目でした。下半身の強さが存分に発揮されていましたね。
まとめ
これまで多忙、夜型の方で圧倒的な成果を出してきた方は数名おられます。この方々に共通していたのは【不安定な生活というマイナス要因を徹底的な食事の安定で補った】という事です。
皆が皆、ダイエット、ボディメイクに適した環境にいるわけではありません。しかし、【心ひとつでその不利は無いものにできる】という事を彼らが示してくれています。
こんなステキなレビューも頂きました!