どーも パーソナルトレーナーのイチです。
さて、表題にもあるように大会まであと10日!沖縄大会終了後、宣言通り、絞りに全振りして過ごしてきました。
しかし、今回は様々な問題に直面しています。
毎年コンテストの準備の過程において学ぶ事は多い。その経験でしか得られない学びがたくさんあります。正にトレーナーとしての財産となり得るわけですが、今回、私が直面したのは異常なまでの疲労感です。
減量末期になれば少なからず起こるものなのですが、今回のそれはハンパではないツラさなんです。
とにかく怠い。座って立ち上がるのも嫌になるくらい🥶
眠りも浅くなるしとにかく活動意欲が落ちる。夜、睡眠がとれていないので日中の食後は横になってばかり。生活の質が著しく低下していました。これは根性や気合いでどうにかなるレベルではない。
考えられる原因はいくつかあります。そこで私は以下の3つの仮説を立てました。
①カロリーを極端に削った状態で有酸素を頑張りすぎて反動がきた。
②減量末期で内臓の働きが悪くなっているところに食物繊維の割合が多い炭水化物を摂り入れたため、消化不良を起こし、エネルギー効率が落ち、且つ睡眠の質低下を招いた。
③これまでの減量のカロリーでは逆効果(筋量は年々増えていて、知識、テクニックも向上しトレーニングの強度、頻度はかなりあがっているため)
①は結局、焦りからくるあるあるです。競技者ならほとんどの方が1度は経験しているでしょう。
②カロリーを削るため、カリフラワーライスを取り入れたのですがこれが明らかに裏目。胃の不調が半端なく、トレーニング中も消化されていないものがこみ上げてきました。あと睡眠の質を修正するため、夜食に芋を取り入れてみたんです。芋をチョイスした理由としてはGI値が低く、睡眠時の低血糖状態を防げると考えたから。
③私の減量方法は1日食事3回で夕食は16時~17時に済ませる。これで何年もやってきたのですが、もはやカロリー不足は明白で、オートファジーを利用した減量も体脂肪率10%までなら健康的に過ごせるが、そこを超えてくると低血糖状態が長く続きすぎて睡眠の質が著しく低下する。
と、このような感じで連鎖的に負の兆候が襲ってきました。
かなり苦しい状態にはなりましたが、様々な施策を施し、現在はほぼ全回復し、コンディションは明日(8月14日)にはほぼ100%に戻るのではという感じです。トレーニング強度も一番良い時を超え、さらなる限界へと突入できそうです。そこでようやくブログも再開できたという事で・・(何しろ全てにおいて意欲がないのでキーも叩けない)
しかし、苦しい2週間でした。
そこで次回の記事からは連載で今回行ったコンディショニング施策について書いていきます。
かなりのボリュームになるので3~4回になるかな。
なかには競技者に当てはまる事で一般の方に当てはまらないものもあります。例えば②で出てきたカリフラワーライスなどは普通に使えばかなりダイエットの助けにはなりますし、③のオートファジーにおいても体脂肪が著しく減った状態だからという事であり、これからもお客様には変わらずオススメしていくつもりです。
しかし、今回の失敗談はものすごく良い引き出しを作るきっかけになりました。これをこのタイミング、この状況でやるとこうなる。何故こうなるのかという事を実体験を通じて学ぶことが出来たからです。これを事細かに教えている方は少ないと思います。だから私も失敗した。なので皆さんに理由や説明を加えた上でしっかり腑に落ちるようお伝えしていきますね。